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真夏を乗り切る半袖シャツ(棚からフク掴み 6 )

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半袖シャツを取り入れる

ここ数年の夏は我慢しがたい暑さです。

30年位まえには、ゲリラ豪雨や熱帯夜もあったと思いますが、今ほど、厳しいく感じることはなかったと思います。

確実に、地球温暖化が進行しており、日本は亜熱帯化していると感じます。

10代の頃はクーラーが今ほど、ポピュラーではなく、扇風機で過ごせた暑さでした。

社会人になって、初めてのボーナスでクーラーを買った記憶があります。

窓に取り付ける簡易的な物でしたが、十分涼しかったです。

今では、扇風機はサーキュレーターとなり、クーラーとの併用している方も多いと存じます。

こうした環境下で、国の働き方改革の推奨もあり、オシャレに涼しく過ごせる半袖シャツを今回オススメします。

オープンカラーシャツ

  

先ずはオープンカラーシャツ。

今回、オススメしたいシャツは素材に特徴があります。

写真からも柔らかさが伝わると思いますが、コットン 83% シルク 17% という平織り素材です。

軽い上に肌触りが良いのが特徴です。

洗濯しても直ぐ乾くので、ついつい手に取ってしまうシャツです。

デザインもボックスシルエットというウェストに絞りが少ないタイプで、クラシックなシルエットです。

その上、デザインも凝っており、惹かれる要因の一つです。

先ずはポケット。両胸にパッチ型でボタンが無いので、スッキリ見えます。

次に、衿の大きさや襟先の角度も程良いので、古くささは感じません。

後ろ衿も収まりが良いように、ステッチが施されています(写真上右端)

袖の太さや丈も絶妙です。

写真はオレンジのストライプですが、会社に服装制限があれば、ブルー系やグリーン系と言ったスタンダードなカラーのストライプも良いと思います。

無地を選ぶ場合はホワイト、ブルーシャンブレーがオススメです。

リネン素材も涼しいので、混紡でも良いと思います。

凹凸のあるシアサッカーも良いと思います。

ボタンダウンシャツ

 

一般的なボタンダウンシャツは写真のような、前開きタイプです。

パンツインできるような少し長めなのが、ラルフローレンの特徴です。

’90年代のシャツですが、この色柄とサイズ感が今の気分で、古着で購入しました。

基本的に自分は半袖シャツはプリント物が多いんですが、ここ数年、あまりの暑さで仕事で着るようになり、選択肢も増やしました。

時代に合わせた着こなしは必要だし、喰わず嫌いは良くないと思い試しました。

思いの外快適で、遅れたマイブームとなりました。

このシャツも、素材が良く、細番手の糸を使うことで、滑らかな肌触りと綺麗な小じわができます。

打ち込み(経糸と緯糸の密度)も良いので、素材の良さが際立ちます。

通気性は若干落ちますが、この良質な綿の肌触りが代えがたい感触です。

今では、中々手に入らない素材となりました。

プルオーバーという変わり者

いわゆる、被りのシャツです。

年配には嫌われるタイプですが、慣れれば、何てことはないです。

ブルーが濃い左端のシャツはBEAMS Plusのシャンブレーというデニム系の素材でできています。

ブルーのシャツはブルックスブラザースのオックスフォード生地で作られた、2000年代の商品です。

着丈と身頃の大きさのバランスが微妙に違うのが解るでしょうか?

前立ての長さもちがいますが、やはり衿型でしょうかね?(写真上右端)

衿のロール加減はやはり、ブルックスブラザースの方が好みですが、着やすいのはシャンブレーの方です。

首に沿う形状が違うのも写真から見て取れます。

サイズはシャンブレーの方がワンサイズ大きいです。

最近はリラックスフィットが良く、この手のデザインはワンサイズ大きくし、インナーに T シャツを合わせることが増えてきました。

採寸するとバランスが良く解ります。

前立ての長さ(ボタンが付いている部分)はBEAMS Plus製が 27cm、ブルックスブラザースが 25cm。

ボタンが前者が 10mm に対し、後者は 12mmとそれぞれの歴史的背景やデザイナーの裁量で印象が大きく変わります。

歴史は古く、もともとは、’60年代のIVYブーム時にGANTというシャツで有名なメーカーが発表したということが定説なようです。

 

 

次回はヴィンテージなプリント半袖シャツについてご紹介したいと思います

ここまで、お読み頂きありがとうございました。

暑い日が続くと思いますので、どうぞ、お気を付けてお過ごしください。

 

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